トランクルームに家電製品を安心・安全な保管する方法とは
トランクルームに家電を保管する時に、気になるのがその安全な保管方法です。ただ、庫内に突っ込んだだけだと、いざ利用する時に故障しないか不安ですよね。ここでは、トランクルーム家電を安全に保管するためのポイントを解説します。
せっかく、保管したのにいざ、使う時になったら故障していたという悲劇にあわないようにしましょう。
トランクルームに保管されている家電
トランクルームによく保管されている家電の例として、下記のものがあげられます。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 炊飯器
- 扇風機
- 加湿器
- テレビ
- パソコン
- etc,
これらのうち、大きく分けて、「湿気」と「ホコリ・ちり」に注意すべき家電に分類されます。
湿気に注意すべき家電
トランクルーム内に保管する際に、湿気に注意すべき家電製品とは、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、加湿器です。
これらは、現役で利用されているときには「水」との関わりが、多い家電製品であることが特長です。そして、何も対策をしないと、数か月後以降に実際に使う段階になって、ありがちなのが、カビだらけになっているということです。
また、冷蔵庫や炊飯器は食品に触れていたので、水分だけでなく有機物の付着もカビの原因となります。保管の前に、しっかりと、除菌ペーパーなどで拭き掃除をし、かつ、しっかり乾燥させてから、保管しましょう。
カビだらけにさせないためには、保管する前にしっかりと、乾燥させることが肝心です。
ホコリに注意の家電
トランクルームに保管する際に、ほこりやチリに注意すべき家電製品は、全部といえば全部なのですが、特に要注意は、テレビやパソコンなどの精密電子機器の家電製品です。テレビやパソコンは一見すると、密閉された個体に見えますが、使用時に発生する熱を放熱するために通気口的な構造をしています。
追記:ハードディスクのパソコンや、リチウムバッテリーの製品はトランクルームの保管に関わらず、長期に使用が無いことで、故障の原因になることがありますので、それぞれの使用説明書を見て、正しい取り扱いをお勧めいたします。
扇風機に関しては、精密電子機器は使用されていませんが、主要構造部分はモーターであり、ここに潤滑油が付着しています。ホコリがここに入り込み、そして、長期間使用されないことで、潤滑油が枯れてしまった場合に、次の使用時に故障するリスクが高くなります。
ビニール袋やバンボールなどで、ほこりや塵が入り込まないように梱包して、保管するようにしましょう。
家電製品の保管に適しているのは屋内型トランクルーム?
家電製品を保管する場合に、屋内型と屋外型ではどちらが適しているかといえば、スバリ「屋内型」のトランクルームです。
その理由は、多くの場合、屋内トランクルームは空調設備があり、湿度が上がりにくく、その結果、カビの発生確率は下がるというわけです。また、ほこりやチリが入ってきにくいのも屋内型といえます。
しかし、「屋内型」トランクルームは、「屋外型(コンテナ収納ボックス)」トランクルームと比較して、現場数が少ない、利用料金が若干、高い等のデメリットもあります。しかし、前述の準備次第で、屋外型でも、安心して保管することは可能ですので、ご安心を。
また、「屋内型」トランクルームでも空調設備が無いものもあります。それぞれのトランクルームの特徴に合わせ、保管対策をして、次に利用する時のために快適に使えるようにしてください♪