トランクルームの防犯・セキュリティ対策について
トランクルームの防犯・セキュリティ対策について解説します。自分や家族の大切な荷物を保管するトランクルームですから、防犯・セキュリティには気を使いたいところです。トランクルームの防犯・セキュリティ対策について特徴を理解して、被害にあう確率をゼロに目標設定しましょう!
・トランクルームのセキュリティ・防犯設備を理解して、どのトランクルームするかの選択基準を持つことができる。
・自分でも、防犯対策を強化・追加する手段がわかる。
まずは、屋内型トランクルームと屋外型トランクルームの違いを解説します。
屋内型トランクルームと屋外型トランクルームの違い
屋内型トランクルームの防犯・セキュリティの特徴としては、オートロック設備があることです。このオートロック設備によって、窃盗目的の輩は、各部屋のドアの前に立つことが困難な状況になります。一方、屋外型トランクルーム(コンテナ収納)は、屋外にコンテナボックスを設置しており、それぞれのドアも屋外に面している状態となります。
セキュリティ設備の種類
トランクルームの主要なセキュリティ・防犯設備を解説します。この設備は、それぞれのトランクルームの現場であったり、運営する会社によって、設置の有無は千差万別です。トランクルームを借りる際の検討材料にしてください。
オートロック
前述の項目にも書きましたが、オートロック設備は、主に屋内型トランクルームに設置されている防犯設備です。入館用の鍵を持っている契約者でないと開錠できませんので、部外者はみだりに入館することは困難です。
カードキー
カードキーとは、一般的なシリンダーキーと異なり、安全性が高い鍵です。ピッキングがされにくいということと、コピーは一般の鍵屋さんでは作ることはできず、発行している管理会社しかできませんので、不正コピーによる開錠での盗難を防止できます。
防犯カメラ
防犯カメラは、それがあることで、盗難の抑止力となります。悪事をはたらこうとしても、防犯カメラでその様子を撮られているとしたら、犯行に及ぶものはきわめて少なくなります。映像によって、犯人を特定されつかまってしまうからです。
照明灯
照明灯は、屋外型トランクルーム(コンテナ収納)の敷地内を夜間、明るく照らすことで、盗難や不審者の侵入を心理的に躊躇させます。明るく照らされていれば、第三者の人目に付きやすく犯行がすぐに明るみになるからです。
自分でできる更なるセキュリティ・防犯対策
トランクルームのセキュリティ・防犯対策は各現場ごとに、異なります。自分や家族、あるいは会社でご利用の場合、仕事で利用する大切なものを安全に保管するために、自信でも、より強力にセキュリティ・防犯性を高めたい場合の方法をいくつかご紹介します。
ドア用センサーアラーム
ドア用センサーアラームは、振動やオープンで、警告アラームを発するツールです。
ドアを無理にこじ開けようとしたり、何らかの手法で不正開錠した場合に、警告音を鳴れば、その音にたじろぎ犯行をやめさせることが目的です。
ストレージ イン ストレージ
「ストレージ イン ストレージ」は、トランクルーム内にカギ付きのロッカーを置いて、その中に荷物を保管する方法です。仮に何らかの方法で、不正にドアを開けたとしても、窃盗するべき物品が更にロッカーを開けなければとれないとなれば、窃盗被害の確率はかなり下がります。
それぞれのツールは値段的に安価なものから、高額なものまで様々ですが、安ければ効果が薄いとか、高ければ絶対安心だということは、なかなか言えません。いくつかを上手に組み合わせて、「狙わせない」、「ひるませる」、「あきらめさせる」、「見つけ出す」をキーワードに検討してください!